世界屈指の建築家が手掛けた作品、上海に大集結!
2023-03-17
「魔都」と呼ばれる上海では、異なるスタイルの建築物が立ち並んでいる。世界の名だたる建築家たちが上海に名作品を残し、建築物で上海の物語を語っている。今日は、有名な建築家による上海の代表的な建築物をご紹介しよう。
デヴィッド・チッパーフィールド(David Chipperfield)
建築界の最高賞である「プリツカー賞」(The Pritzker Architecture Prize)はこのほど発表され、英国の建築家、デヴィッド・チッパーフィールドがその栄誉に輝いた。
徐家匯書院
書院全体は長方体で、地上から屋根に伸びる細長い柱に包まれているように見え、抽象的かつ調和的な美に溢れている。徐家匯書院は周辺の建物に合わせて設計され、すぐ近くにある徐家匯カトリック教会の26メートルの高さ(尖塔部51メートル)を際立たせるために、その高さは18メートルに抑えられている。
住所:徐匯区漕渓北路158号
磯崎新
日本の建築家、磯崎新氏は2019年に「プリツカー賞」を受賞。「プリツカー賞」の選評には「建築の垣根を突破し、世代や国境を超えた問いを投げかけてくれた」と書いてある。
上海交響楽団音楽庁
上海交響楽団音楽庁は2014年に建設され、ちょうどアジア最古の交響楽団である上海交響楽団の創立135周年であった。2つの公演ホールのデザインは、音響の巨匠である豊田泰久氏とのコラボレーションで完成された。
粘土レンガ、シンダーブロック、瓦などによって上海交響楽団音楽庁の飾り気のない外観が構築され、ファンの間では「ワンタンの皮」という愛称がある。
住所:徐匯区復興中路1380号
ジャン・ヌーベル(Jean Nouvel)
フランスの建築家、ジャン・ヌーヴェルは、2008年の「プリツカー賞」を受賞。ジャン・ヌーヴェルは、都市と光という二つの要素を生かすことで、個性豊かなデザインを生み出している。
浦東美術館
白い花崗岩のファサードから館内の随所に見られる幾何学的なラインまで、点、線、面の配置によって建築全体の抽象的な美しさが表され、空間の複雑さと多様性が示されている。
住所:浦東新区濱江大道2777号
ザハ・ハディド(Dame Zaha Hadid)
ザハ・ハディドは、「建築界の鬼女」と呼ばれ、前衛的で個性あふれる作品で21世紀の建築に新風を巻き起こした有名な建築家である。
凌空SOHO
凌空SOHOは、奇抜で流線型の外観と、バリエーション豊かなスペースが特徴。 眺める方向によって多様な視覚体験が得られる。
住所:長寧区金鐘路968号
安藤忠雄
安藤忠雄と言えば、コンクリート打ち放しの斬新な建築が特徴的で、「打ち放しの巨匠」と呼ばれている。
震旦博物館
黄浦江のほとりにある文化の宝箱であり、これは安藤氏が博物館を改修する際のデザインコンセプトでもあった。階層明らかな幾何線の多用、ラウンドフェーズのらせん階段、アイボリー色とライトグレー色の空間、館内の光と影の変化など、安藤建築の魅力を今にも伝えている。
住所:浦東新区富城路99号
隈研吾
隈研吾は、日本現代建築界における最も重要な一人。隈研吾氏の建築哲学は「負ける建築」ということである。「負ける」という状態を実現させるために、建物の輪郭をぼかして環境に溶け込ませることに工夫している。
船廠1862
船廠1862は、1862年に建設された上海祥生船廠廠区をベースにした建築物。今はすでに歴史の重厚さと産業技術の発展を感じさせるオシャレなアートスペースに生まれ変わった。
住所:浦東新区濱江大道1777号
クリスチャン・ドゥ・バウゼンバッハ(Christian de Portzamparc)
クリスチャン・ドゥ・バウゼンバッハは、1994年に建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞した世界的に評価されている建築家・都市計画家。
上音歌劇院
賑やかな淮海路に、静かな佇まいを見せる上音歌劇院。地下3階、地上5階の8階建てで、延床面積は31,926平方メートルである。
住所:徐匯区汾陽路6号
出典:ル・トゥール上海
*このウェブサイトは、非営利のウェブサイトであり、記事の一部は、ネットワークからのリソースは、テキストは、元の無名のグラフィックスに表示されることがあり、権利者と連絡を取るために失敗する前に再現し、不注意な侵害など、非商業目的のために再現し、我々は削除する最初の時間になります背景にご連絡ください。