上海に新たな文化的ランドマーク誕生!新4A級観光地の「笔墨宮坊」3月18日オープン
2023-03-22
上海周虎臣曹素功筆墨有限会社が都市づくりと工場移転に伴い、根本理念を堅持しつつも革新理念も併せ持って立ち上げた「笔墨宮坊」。無形文化遺産を文化博覧会、観光、研学、文化クリエーティブ、技術などと結びつけることにより、「笔墨宮坊」を新たな「国の無形文化遺産の生産保護モデル拠点」として作り上げた。
「笔墨宮坊」の前身は2008年に建設された笔墨博物館である。笔墨博物館は上海の老舗ブランドである「周虎臣」と「曹素功」の歴史的発展をテーマに、上海、引いては中国の筆づくりと墨づくりにおける工芸やスタイルの歴史的な変遷を再現した。2022年に同博物館は軍工路に移転し、展示エリアも拡大された。また、手作り体験やAI技術を活用した展示方法を取り入れ、「笔墨宮坊」と改名し、来館者により良いサービスを提供できるように力を入れてきた。
最近、上海市観光資源開発品質評価委員会により、「笔墨宮坊」は国家4A級観光地として認定された。
ワークショップ
ワークショップでは「曹素功墨作り」と「周虎臣筆作り」という2つの国家レベルの無形文化遺産の技法が見学可能。
ヒストリーギャラリー
ヒストリーギャラリーでは、筆と墨の展示物が並んでおり、中国古代の皇室に関わる品、著名人と革命家の愛用品や書画などが鑑賞できる。同館の所蔵する二大名品である「最大の如意墨」(清康熙帝の時代に作られたもので、国家が太平で人々の生活が安定しているという願いが込められている)と「最長の狼毫筆」(イタチの尻尾の毛で作られ、毛の部分は通常3、4センチの長さだが、この筆は9センチ以上の長さ)も展示されている。
ハンドメイド教室
ハンドメイド教室では、来館者は職人気分を味わいながら墨づくりを体験し、自分の墨を作ることが可能。
文化クリエーティブエリア
このエリアでは、文化クリエーティブグッズの販売、職人との交流や親子遊びなど、様々なコーナーが設置されている。
利用案内
住所:楊浦区軍工路1300号合生茶岸文創園16棟
営業時間:
火~日曜 9:00~16:00(入館は15:30まで)
月曜日 休館(祝日の場合は営業)
大晦日・元日閉館
入館料:98元/人
予約方法:「笔墨宮坊」の公式WeChatアカウントをフォローして予約
お問い合わせ:021-51601812*8888
出典:ル・トゥール上海
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